ふくらはぎの「しびれ」や「外側の痛み」は腰痛・ヘルニア等が原因?

このページでは、

 

●ふくらはぎの「外側の痛み」「しびれ」を引き起こす原因・病気

 

についてどこよりも分かりやすく説明します。

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ふくらはぎの「外側の痛み」「しびれ」を引き起こす原因は?

「ふくらはぎ」は、重力で下半身に落ちてきた血液を、上へ上へと循環させるためのポンプの様な役割をする筋肉で構成されています。

 

そのため、身体を動かしている間は常に「伸縮を繰り返す」筋肉であることから、非常に「柔軟」かつ「しっかり」とした筋繊維となっています。

 

しかし、運動不足が続いた場合には、この筋肉は硬化してしまいます。

 

その結果、

 

  • 筋肉の断裂を起こしやすくなり、「炎症」に繋がりやすくなる
  • 代謝が落ち血流量が低下することで「むくみ」を起こしやすくなる

 

などといったことが引き起こされます。

 

逆に、長時間の立ち仕事や激しい運動などで負荷をかけ過ぎても、「疲労物質の蓄積」が起こり、結果的に運動障害をきたすリスクがあります。

 

さて、ふくらはぎが「痛い」「だるい」といった場合の直接的な原因は、上記のようなものが多いです。

 

■参考!(一般的なふくらはぎの痛みについて)
ふくらはぎの痛み,張りの原因と「足のむくみ,筋肉痛」の解消法

 

しかし、当ページでは、

 

  • ふくらはぎの外側に障害をもたらす病気
  • ふくらはぎの痺れをもたらす病気

 

など、「病気」という観点から分かりやすく説明します。

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慢性腰痛症とは?

考えられる一つ目の病気は「慢性腰痛症」です。

 

「慢性腰痛症」は日本人の成人全体のおよそ6割が抱える病気です。

 

難しい漢字が並んでいますが、要は一般的に言われる「腰痛」のことです。

 

ではなぜ、腰痛がふくらはぎの痛みに繋がるのでしょうか?

 

下半身の神経は、腰椎や坐骨を通じて下半身へとのびています。

 

そのため、「腰痛症」を抱えている方は、下半身へと伸びる神経が圧迫されることで、もっともよく動く「ふくらはぎ」の筋肉に障害を起こしやすくなるのです。

 

ただし「慢性腰痛症」と言っても、「腰痛」を引きおこす原因はいくつかあるため、代表的なものを原因別に説明しましょう。

 

 

@慢性筋疲労性腰痛

こちらは、

 

●運動不足
●同じ姿勢を取り続ける

 

などから起こる筋肉疲労が慢性化し、痛みを引き起こすタイプの腰痛です。

 

この慢性化が長期続く場合、

 

●再発性のぎっくり腰(癖のついてしまったぎっくり腰)
●坐骨神経痛

 

などに移行します。

 

特に「坐骨神経痛」を合併すると、太ももの裏側やふくらはぎに、痛みを伴う「しびれ」も起こり、歩行障害を起こす場合があります

 

この病気の予防・改善には、適度な運動習慣を身につけ、腰回りの筋肉を柔軟にすることが一番です。

 

しかし、痛みが強い場合は、
 
●市販の痛み止め(ロキソニンSなど)
●湿布薬(フェイタスなど)

 

を使うのが効果的です。

 

万が一、

 

・痛み止めを飲んでも痛みが治らない
・下半身全体に痛みや痺れが広がる
・「ふくらはぎの痛み」がある

 

という場合は坐骨神経痛を合併している可能性があるため、直ちに整形外科を受診することをおすすめします。

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A腰椎椎間板ヘルニア

こちらも慢性腰痛症としては非常にメジャーな病気です。

 

文字での説明よりも、
下の図をご覧頂いた方が分かりやすいかと思います。

 

《正常な場合》

 

《ヘルニアの場合》

画像出典:medicalnote.co.jp

 

 

要は、骨と骨の間にある「椎間板」という組織が飛び出し、付近にある神経を圧迫してしまう事で痛みが引き起こされる病気です。

 

これによって、強い痛み痺れを感じるようになり、痛みは次第に腰から下半身全体へと広がっていきます

 

一度ヘルニアを起こした椎間板は、軽度のものであれば運動療法で元に戻すことができます。
 
しかし、歩けないほどの強い痛みを感じる場合には手術が必要です

 

ヘルニアと、「@慢性筋疲労性腰痛」との一番大きな違いは、動くと激痛が走るという点です。

 

※筋疲労性腰痛の場合は動くと血流が増し、痛みが和らぎます

 

また、ヘルニアで下半身に痛みが広がる場合、一番障害を起こしやすいのは、やはり一番動く「ふくらはぎ」です。

 

「腰椎椎間板ヘルニア」では、「ふくらはぎ」に刺されたような鋭い痛みを覚えるケースが多くなります

 

以上の様な症状がある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。

 

 

さてここまでは、考えられる1つ目の病気として「腰痛」を説明しました。

 

2つ目の病気は「腓腹神経麻痺」です。


 

腓腹神経麻痺(ひふくしんけいまひ)とは?

やや難しい漢字が並んでいるように見えますが、シンプルな病気です。

 

「腓腹(ひふく)」というのは、「ふくらはぎの外側」を意味します。

 

つまり、

 

「ふくらはぎ」の外側の筋肉に接続している神経に障害を生じ、痛みやしびれ、あるいは麻痺を起こし運動障害を起こす病気

 

です。

 

あまり聞き慣れない病名ですが、 ”坐骨神経痛” 以外でふくらはぎの外側が痛む場合は、この病気が強く疑われます

 

また、この病気が発症すると、足の小指の付け根あたりに違和感や痛みが生じる場合もあります

 

原因は主に、怪我やシンスプリントが多いとされています。

 

それ以外にも、腫瘍やガングリオン(ゼリー状のものがつまった良性腫瘍)が原因として起こる場合もあります。

 

この病気は、自分で治せるものではありませんので、整形外科や神経内科を受診する必要があります。

 

 

では続いて、
3つ目の病気「下肢動脈硬化」を説明します。


 

下肢動脈硬化とは?

この病気は、

 

下半身の血管が劣化し、硬くなってしまうことで血流が悪くなり、「ふくらはぎ」の筋肉に障害が起こる病気

 

です。

 

症状としては

 

●しびれ
●鈍痛
●麻痺
●倦怠感
●むくみ

 

などが起こります。

 

また、それに伴い「筋断裂」や「動脈解離」なども起こりやすくなり、これらの症状を合併した場合は、外科手術の必要性が高まります。

 

動脈硬化症は生活習慣病の一種のため、対処策としては「生活習慣の改善」が必須となります。

 

特に、

 

・食生活の改善
・適度な運動習慣を身につける
・質の良い睡眠を心がける

 

これらは最も気をつけるポイントです。

 

なお、動脈硬化症は、「血管の機能低下から血流障害を起こす」というメカニズムで起こります。

 

したがって、血流を促進させる

 

●漢方薬(葛根湯、八味地黄丸など)
●高麗人参サプリメント
●マルチビタミン・サプリメント
●炭酸水(炭酸ガスには血管を補修する作用があります)

 

などが予防・改善には効果的です。

 

動脈硬化症は「全身状態に大きな影響を及ぼす」ことが特徴ですので、毎年必ず定期検診を受け「動脈硬化症」の兆候の有無を留意しましょう。

 

《一般的に考えられる ”ふくらはぎの痛みの原因” 》
ふくらはぎの痛み,張りの原因と「足のむくみ,筋肉痛」の解消法
 
《上記以外に考えられる ”ふくらはぎが痛む病気” 》
ふくらはぎが痛い!その「ふくらはぎの痛み」、原因は病気かも
 
《ふくらはぎの ”内側” が痛い》
ふくらはぎの内側の痛みはシンスプリント?症状,原因,治療,予防



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