生理前や生理中、生理後に腰が痛い原因と対処!生理痛と腰痛

このページでは、

 

●生理前・生理中・生理後に腰が痛くなる原因とは
●生理に伴う腰痛への対策とは

 

について分かりやすく説明します。

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女性は体質によって “生理の重い人” がいます。

 

また、”生理前” ”生理中” ”生理後” など、重くなるタイミングは人それぞれです。

 

このページでは、なぜ ”生理” と ”腰の痛み” が関わってくるのか、一つずつ説明していきます。

 

ではまずは、
”生理前や生理中に腰が痛くなる原因” から説明しましょう。

妊娠前や生理中に腰が痛くなる原因とは?

この場合は、大きく3つが考えられるでしょう。

 

@女性ホルモンによるもの
A出血時の痛み
Bその他なんらかの「病気」

 

では一つずつ説明していきます。


 

@女性ホルモンによるもの

生理前 〜 生理中の時期になると、女性の体内では

 

●リラキシン
●プロスタグランジン

 

という2種類の女性ホルモンが分泌されますが、これらのホルモンが腰痛を引き起こす要因となります。

 

リラキシン

リラキシンには、子宮や靭帯を緩めるという作用があるため、その影響で骨盤が緩み、腰周りの支えが不安定になります。

 

すると、腰周りの筋肉で身体を支えようとするため、腰回りの筋肉は緊張で硬くなってしまいます

 

筋肉は緊張すると、血流量が低下してしまいますが、血流量が下がることで

 

・筋肉内の老廃物等が上手く排出できない(疲労物質が溜まる)
・筋肉に酸素が行き届かなくなる(痛み・痺れ・つっぱりを引き起こす)

 

などが起こり、腰痛(腰の筋肉の痛み)を引き起こしやすくなります。

 

プロスタグランジン

生理とは、無精卵を子宮内膜ごと排出することで、その際に出血を起こします。

 

この「プロスタグランジン」は、子宮内膜をパージ(切り離す)する時に分泌量が増える女性ホルモンであり、血管を硬くさせ切り離しやすくする作用があります。

 

また、子宮内膜を切り離した後の出血量を調整するために、一時的に子宮周囲の血流量が落ち、腰痛が起こりやすくなります
(子宮の収縮の強さを調整しています)

 

 

 

さて続いては「A出血時の痛み」について説明します。

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A出血時の痛み

上で少し触れましたが、そもそも “生理” とは

 

「定期的(約28日周期)に起こる子宮からの正常出血」

 

です。

 

一般的には1週間前後ほど生理期間が継続します。

 

正常な状態であればほとんど痛みはなく、出血量は2日目あたりがピークで、次第に少なくなっていきます。

 

ではこの「出血現象」がなぜ起こるのかと言うと、無精卵を子宮内膜ごと排出するために起こるのです

 

というのも、子宮内膜は血管でつながれているため、正常な状態とはいえ排出時に血管が切れます

 

したがって、出血量が多い時には痛みも強くなる傾向があり、これが「生理痛」が起こるメカニズムになるのです。

 

“生理” は自然で正常な現象なのですが、定期的に起こることから健康体でも偶然生理が重くなる(痛みがあり、出血量が多い)ことがあります。

 

また “生理” は子宮内で起こる現象なので、生理が重いと腰に違和感を感じ、腰痛のような症状を覚えることがあります

 

また、出血量が多いと腰周りの血流量が低下し、下腹部痛や腰痛を感じるケースもあります

 

Bその他なんらかの「病気」

上記以外にも、生理痛の原因が他の病気の場合は生理が重くなり、痛みも強くなるだけでなく、生理期間以外の時でも出血や下腹部痛、腰痛、貧血などが起こります。

 

《考えられる病気》
・子宮内膜症
・子宮頸がん
・卵巣嚢腫
・子宮筋腫
など

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 生理後に腰が痛くなる原因とは?

生理後の腰痛は、”生理後痛”と呼ばれる症状のひとつであり、月経前症候群(生理前の痛みなど)とは区別されていますが、まだはっきりと解明されていない部分も多いです。

 

生理後痛では、「腹痛」が多くみられますが、お腹を支える腰についても同様に痛む方が多いです。

 

原因としては、

 

●生理中の女性ホルモン(プロスタグランジン)の分泌量が高く、痛みが長引く

●生理時の子宮内の血行不良や、骨盤の歪みによるもの

●骨盤内に血液が溜まることで、子宮が重くなっている

 

などが考えられます。

 

その他、上で紹介した病気(子宮内膜症、子宮頸がんなど)も可能性の一つとして考えられるでしょう。

 

 

では続いて
「生理時腰痛の対処方法」について説明しましょう。


生理中の腰の痛みへの対処法

生理に伴う腰痛への対処は、以下の様なものが挙げられます。

 

@市販薬に頼る

普段はいわゆる ”正常な生理” であり、たまたま今回だけ生理痛が起こった場合については、市販の痛み止め薬(サリドン、バファリン、セデスなど)で対処可能です。

 

ただし、偏頭痛など他に「慢性的に痛みを伴う病気」を持っており、痛み止めを常用している人の場合、普段から服用している痛み止めでは生理痛に対して効き目が鈍くなることがあります。

 

 

 

A温める

上で説明しました通り、痛みは「血行不良」によって引き起こされることも多いです。

 

その血行不良を解消するには、やはり「温める」という行為が効果的です。

 

入浴時は15分以上湯船に浸かり、血流量を上げてからゆっくり休むようにしましょう。

 

特に女性に多い「冷え性」は、下半身の血流が悪くなることで起こる症状であり、生理痛とは少なからず関連性があります。

 

したがって冷え性の人は生理痛を起こしやすく、血流障害からくる「筋疲労性腰痛」を起こしやすいため、冷え性対策はしっかりと取っておきましょう。

 

素足、ミニスカートなど末端を冷やしやすい格好、ガードルなど腰周りを締め付けるファッションなどは、冷え性の要因となるのでNGです。

 

 B生活習慣の見直し

生理中はホルモンバランスの乱れから

 

・不定愁訴(イライラして怒りっぽくなる)
・全身倦怠感
・吐き気、嘔吐
・食欲不振
・下痢
・めまい

 

などの症状が起こりやすくなります。

 

これを軽減させるには普段から生活習慣に注意をして、

 

・正しい食生活
・適度な運動習慣
・十分な睡眠

 

を心がけ、免疫機能が正常に機能するようにしておけば、いざ生理の時も自覚症状を最低限に抑えることが可能です。


 

C病院の受診

上で挙げたように、生理痛の原因として

 

・子宮内膜症
・子宮頸がん
・卵巣嚢腫
・子宮筋腫

 

などが疑われる場合や、あるいは普段から生理が重い人の場合は、積極的な治療が必要なため、婦人科を受診するようにしてください。

 

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