足の甲がつる原因と予防・治し方を知ろう!
このページでは、
足の甲がつる原因と対処法、疑われるべき病気
についてどこよりも分かりやすく説明します。
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足の甲がつる原因は!?
今回は《「足の甲」がつる原因や治し方》について、お話しましょう。
さて、「足がつる」というのは、一般的にふくらはぎや足の裏が多いです。
ですが、「足の甲がつる」、「ふくらはぎがつる」というのは、どちらも
筋肉や腱が異常収縮・痙攣を起こしている状態
であり、状態としては変わらないのです。
さらに、”つり”を起こす原因も同じです。
以下の4つが、足(ふくらはぎ・足指・足裏・足の甲)のつりを起こす主な原因です。
@筋肉疲労
⇒運動のしすぎや、立ち仕事など
A血行不良(血流障害)
⇒主に「冷え」など
B水分不足
⇒主に「熱中症」や「脱水症状」など
Cホルモンバランスの乱れ
⇒主に「妊娠」など
※なぜこの4つが原因なのか、その理由はこちらで詳しく説明しています
>>足がつる(こむら返り)の原因と対処法・治し方・予防対策!
では、この中で「足の甲のつり」に最も当てはまるのは、どの原因でしょうか。
これは一概には言えませんが、
@筋肉疲労
が多いのでは、と考えられます。
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@筋肉疲労
たとえば、
足の裏がつる原因でも説明しているのですが、「足の裏」は日々の生活の中で常に衝撃を受ける部分です。
そのため、足裏はその衝撃を吸収するため、厚くて伸縮性に富んだ筋肉で出来ています。
そして、その部分の運動量はとても高く、その分足がつりやすくなります。
これに対して「足の甲」は、皮のすぐ下は骨に触れるぐらい薄い筋肉で覆われています。
ですが、そこには非常に大切な「腱」が存在しているのです。
「歩く・走る・ジャンプする」以外にも、立ったまま体重移動をするだけで、バランスを保つ為に足首や足の指は適切な位置に瞬時に動きます。
この時、脳からの指令を受け、関節の動きを制御しているのが「腱」の存在です。
つまり、足首や足の指を動かす度に、
足の甲の「腱」もたくさん動くことになり、疲労が溜まり、結果的につりやすくなる
と考えられます。
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A血行不良(血流障害)
原因@に加え、
「足の甲は心臓から遠い位置にある」という意味で原因A血行不良を起こしやすくなります。
さらにさらに、
- 生活習慣病がある
- 肥満
- ストレスや睡眠不足
- 慢性便秘
など、血管が収縮しやすい条件(冷えに繋がる条件)が揃えば、なおのことです。
B水分不足、Cホルモンバランスの乱れ
原因B水分不足(脱水症状)を引き起こす
・熱中症
・激しいスポーツをしている時やその直後
原因Cホルモンバランスの乱れを引き起こす
・妊娠中
・更年期以降の年代(40代後半以降)
などの要因が加われば、
その分足の甲も痙攣を起こしやすくなると言えます。
運動不足も!?
原因の1つに筋肉疲労をあげましたが、逆に「運動不足」も原因に繋がります。
運動不足は「腱」を硬くし、動かせる範囲を狭めてしまいます。
そして硬くなった「腱」は脆くなりちょっとした衝撃が加わるだけで断裂したり、痙攣を起こしやすくなるのです。
病気の可能性も!?
ガンや心臓病、脳梗塞といった命に関わる病気も、足つりを起こしやすくします。
繰り返し足つりが起こる方は、念のためご確認ください。
⇒足がつるこむら返りと脳梗塞・肥満・心臓病・ストレス等の病気!
では続いて、
「”足の甲のつり”の予防策・対処法」について説明します。
”足の甲のつり”の予防策・対処法
まず一点、注意点があります。
それは、足の甲がつった時にありがちな
このようなストレッチは、無理にしないよう注意してください。
なぜなら、運動不足の方が、急にスポーツをして足の甲をつった場合、説明しましたとおり、「腱の断裂」の可能性があるからです。
したがって、
- 痛みがなかなか引かない
- 足の甲に炎症を起こしている(赤くなっていたり腫れが生じている)
- 痛みが引いた後も動かした時に痛みがある
といった場合には念のため、整形外科を受診しましょう。
なお、明らかに何もしていない時(例えば寝ている時など)につった場合は、断裂の可能性は低いと考えられますが、ストレッチをする場合は無理のない範囲で行いましょう。
その他の「予防策・対処法」としては”ふくらはぎ、足裏、足の指”のつりと同様ですので、こちらのページをご覧下さい。
>>足がつる(こむら返り)の原因と対処法・治し方・予防対策!
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