お腹が張る原因は「ガス」以外にも!お腹の張りと病気・解消法

このページでは、

 

●お腹が張る原因考えられる病気
●お腹の張りの解消方法

 

について分かりやすく!説明しています。

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お腹が張る原因は?

 

食べ過ぎたわけでもないのにお腹が張って苦しい・・・!

 

そんな時に思い浮かぶのが、

 

●便秘
●胃腸のガス溜まり

 

ではないでしょうか?

 

しかし「お腹の張りを感じる原因」としては、まだまだ他にも考えられる病気があるのです。

 

そこで当ページでは、
上の2つを含めた「考えられる原因や病気」と、解消方法を説明していきたいと思います。

 

中には危険な病気が隠れているケースもありますので、心当たりのある人は一度消化器内科で検査をしてもらうことをお勧めします。

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お腹の張りと原因、病気!

ではさっそく、
「お腹が張る」という自覚症状をきたす原因や病気について、具体的に説明していきましょう。

 

 

@「胃腸」の病気

胃腸の病気と言えば

 

・慢性胃炎
・胃潰瘍
・胃がん

 

などが挙げられます。

 

これらの病気によって胃腸に異常が起こると、

 

胃酸過多(胃酸が増えること)

 

が起きるため、お腹が張ったような感覚があります。
※これを腹部膨満感といいます

 

ではなぜ、胃酸が増えるとお腹が張るのでしょうか?

 

それはガスが発生しやすくなるからです。

 

胃酸は強い酸性の液体で、胃に落ちてきた食物を溶かす際にガスを発生させます

 

このガスはゲップや呼気、オナラとして排泄されていきますが、胃腸が弱くなると排泄する機能も低下してしまいます

 

その結果、胃腸内部にガス溜まりができ、お腹の張りを感じるようになります。

 

便秘とガス溜まり

「便秘」や「胃腸のガス溜まり」は胃腸の病気というほどではないかも知れませんが、お腹が張る原因としては一番有名です。

 

便秘が長引いてしまうと悪玉菌が出すガスが腸や胃に充満し、ガス溜まりが出来てしまうため、腹が張ってきます。

 

しかし、便秘やガス溜まりが原因になっている場合は、ガス抜き体操や、市販の整腸薬や便秘薬でも十分に対策可能ですよ!

 

《有名なガス抜き体操》

 

 

 

 

 

 

では続いて、
「お腹が張るすい臓の病気」を紹介しましょう!

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A「すい臓」の病気

膵臓(すいぞう)の病気としては

 

・慢性すい炎
・急性すい炎

 

が挙げられます。

 

これらの病気は文字通り「すい臓が炎症を起こす」病気です。

 

さて、この「すい臓」からは膵液が分泌されています。

 

では「膵液」とは何か?と言うと、

 

・血糖値をコントロールする「インスリン」

・消化された食べ物を分解して腸から吸収されるようにする物質

 

が含まれており、非常に大切な役割を担っている分泌液です。

 

そのため膵炎を起こすと、

 

・他の消化器とのバランスが崩れる
・消化不良を起こしやすくなる

 

ことから胃酸過多となり、お腹の張りを感じるようになります。

 

 

B「肝臓」の病気

肝臓の病気としては、

 

●肝炎
●ウィルス性肝炎
●肝硬変
●脂肪肝
●肝がん

 

などが挙げられます。

 

肝臓も非常に重要な臓器です。

 

多くの血管と接続しており、大きさとしても肺や腸(大腸+小腸)に次ぐ大きさを持つ臓器です。

 

肝臓は、「細胞の線維化」という現象が起きる中で機能が低下していくのですが、線維化した部分は硬く分厚くなります。

 

この状態を「肝腫大」と言いますが、こうなると腹部の神経と胃腸を圧迫してしまうため、お腹が張る感覚をおぼえます。


 

C「胆のう」の病気

「胆のう」とは、
肝臓から分泌される胆汁蓄えておくための臓器です。

 

胆のうの病気としては、

 

●胆のう炎
●胆石症

 

などが挙げられます。

 

胆汁は膵胆管内で膵液と混ざり合い、

 

「最終的に消化された食物が、小腸で吸収されるように分解する」ための酵素

 

を含んだ液体です。

 

胆汁不足や胆汁過多では、胃腸との連携が上手くいかなくなるため、胃酸過多を招いてしまいます

 

その結果、ガスが発生しやすくなり、お腹の張りに繋がります。

 

 

D「腎臓」「腎臓関連」の病気

腎臓とは、血液から不純物や老廃物をろ過して尿を作り出す重要な臓器です。

 

少し難しい漢字が並びますが、

 

●腎炎
●腎盂炎
●水腎症
●慢性腎炎

 

などの病気が挙げられます。

 

腎臓には、尿を作る際に水分量を調整する機能があります。

 

しかし腎臓やそれに関連する臓器が炎症を起こすと、尿の排泄がスムーズに行われず、むくみ腹水がたまる原因になります。
※腹水によってお腹に張りを感じます


 

Eお腹の腫瘍性疾患

お腹にある臓器や器官に

 

・がん
・ポリープ

 

などの腫瘍ができると、腹腔内に腹水が溜まり、周囲の神経を圧迫してお腹の張りを感じるようになります。

 

なお、腹水には ”細胞のがん化” によって壊された細胞から溢れた「細胞液」や「リンパ液」などが含まれています。

 

 

F呑気症(どんきしょう)

はじめて聞く方も多いかもしれません。

 

呑気症とは、強いストレスなどが原因となり、無意識に空気を大量に飲み込んでしまう病気です。

 

胃の中に空気が充満してしまうため、お腹が張る感覚をおぼえます。

 

 

G逆流性食道炎

胃に落ちた食べ物が消化されないままゲップや呑酸と一緒に食道側に逆流し、そこにとどまることで食道に炎症を起こす病気です。

 

炎症を起こすのはちょうど、食道と胃の接合部付近であり、胃酸過多を招きやすくなります。

 

 

Hその他

上記以外に考えられる「お腹の張り」の原因としては、

 

・妊娠
・猫背からくる腹部の圧迫
・肥満

 

などが考えられるでしょう。

 

 

お腹の張りを解消するには!?

さて、ここまで

 

”お腹が張る原因になる病気”

 

を色々と紹介してきましたが、解消するにはどうしたら良いのでしょうか!?

 

結論から言うと、

 

根本原因に病気が存在するのであれば、病気を治療しなければ解決しない

 

です。

 

しかし、上でも挙げましたが、アナタのお腹の張りの原因が、一般的に多い「便秘やガス溜まりによるもの」であれば、先ほど紹介した商品が手っ取り早いのでオススメです!

 

 

 

 



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