プールでの水泳中に足がつる(こむら返りを起こす)原因とは?
このページでは、
水泳中に足がつりやすくなる原因と予防対策
についてどこよりも分かりやすく説明します。
「こむら返り」とは、本来「ふくらはぎがつる」事を指します。
しかし当サイトでは、この意味を意識せずに「こむら返り、足がつる」という表現を使っていますので、同じ意味だと考えてください。
また、ふくらはぎのつりも、その他の部分(足裏など)のつりも、原因・予防などは基本同じと考えて問題ありません。
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水泳中はなぜ足がつる?
足がつる原因は主に以下の4つに分けられます。
- 筋肉疲労
- 血流障害
- 脱水症状
- ホルモンバランス異常
このうち水泳中というのは、なんと3つの条件が当てはまる可能性があります。
それは、お分かりかと思いますが、
- 筋肉疲労
- 血流障害
- 脱水症状
です。
では、一つずつ説明しましょう。
@筋肉疲労
まず、詳しい説明は省きますが、
筋肉というのは、筋肉細胞にナトリウムイオンとカリウムイオンという物質があり、それらの作用により動かすことができます。
この2つのイオンは、運動をすればするほど消費され、疲労物質として筋肉に溜まっていきます。
もちろん水泳は全身運動ですので、全身で消費されることになります。
この消費が進むにつれて、イオンが供給されなくなると、その部分の筋肉は異常収縮・痙攣を起こします。
この異常収縮・痙攣が、足つり(こむら返り)の正体です。
水泳においては特に足を使いますので、疲労によって足つりしやすくなります。
A血流障害
上で説明しました「ナトリウムイオン」と「カリウムイオン」は、
血液にのって全身を巡ります。
プールや海の水で身体が冷えると、血管が収縮し、血の巡りが悪くなります。
さらに、足は心臓から離れているため、血液が巡りにくい部分ではありますが、普段は重力によって流れ落ちます。
しかし、水泳中は足が身体と平行にあり、歩行時と比べ血が巡りにくくなります。
既述のとおり、
血の巡りが悪くなることでイオンが不足し、足つりが起こりやすくなります。
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B脱水症状
水泳中は汗をかいてないように感じますが、決してそんなことはありません。
水分不足は、2つのイオンの巡りを悪くしますが、そもそも汗とともに2つのイオンは失われてしまいます。
そのため、イオンが不足し、足つりが起こりやすくなります。
さらに!
「普段使わない筋肉を使ったから痛めた!」
というのはよく聞く話です。
では、水泳中の足はどうでしょうか?
上の写真のように「つま先を伸ばしている状態」になっていると思います。
女性はヒールのある靴を履くため、普段からこの状態であることも多いと思いますが、男性はなかなか爪先立ちすることが無いと思います。
その為、普段使わないふくらはぎの収縮運動をすることで、筋肉が異常を起こすこともあります。
また、既述のとおり「ふくらはぎのつり」というのは、筋肉の異常収縮・痙攣です。
そして、
そもそも水泳中の足の形が、ふくらはぎの筋肉を収縮させる格好
であることから、より異常収縮を助長させてしまう、ということも考えられます。
なお、この「爪先立ち」のかたちは、足裏の筋も収縮させるため、水泳中は足の裏もつりやすくなると考えられます。
では、どのように対策・予防をすれば良いのでしょうか?
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水泳中の足つり!対策と予防とは?
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>>足がつる(こむら返り)の原因と対処法・治し方・予防対策!
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