こむら返り・足がつる理由は、ビタミン・ミネラル等の栄養不足?!
このページでは、
- こむら返り(足つり)しやすい理由と、ビタミン・ミネラルの栄養不足
- おすすめのサプリ・漢方薬は?
についてどこよりも分かりやすく説明します。
「こむら返り」とは、本来「ふくらはぎがつる」事を指します。
しかし当サイトでは、この意味を意識せずに「こむら返り、足がつる」という表現を使っていますので、同じ意味だと考えてください。
また、ふくらはぎのつりも、その他の部分(足裏など)のつりも、原因・予防などは基本同じと考えて問題ありません。
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不足すると、こむら返りを引き起こすミネラル
さて、すでに足がつる(こむら返り)の原因と対処法・治し方・予防対策!をご覧頂いている方には重複する内容になりますが、
足つり(こむら返り)を起こす主な原因と要因は、
●筋肉疲労
⇒運動のしすぎや、立ち仕事など
●水分不足
⇒主に「熱中症」や「脱水症状」など
●血行不良(血流障害)
⇒主に「冷え」など
●ホルモンバランスの乱れ
⇒主に「妊娠」など
これらのケースがほとんどであり、9割以上が上記いずれかに該当すると言われています。
そして、一般的にこれら4つのいずれかの原因により、筋肉の異常収縮や痙攣が引き起こされます。
そして、その状態を「足がつる」「こむら返りが起こる」と言います。
さて、ではこの4つの原因に共通していることは何か、それは
「電解質異常」が起きている
ということです。
つまり、「電解質異常」が根本的な原因であるいうことになります。
さて、電解質異常とは、
ナトリウムイオン・カリウムイオンの作用バランスが崩れた状態
を言います。
※ナトリウムやカリウム、電解質異常との関連を詳しく知りたい方はこちらへ
⇒足のつり(こむら返り)の原因・メカニズムを知ろう!
このバランスが崩れていると、正しく筋肉をコントロールできなくなり、異常収縮や痙攣を起こしてしまいます。
そのため、脱水症状で水分と共にナトリウム・カリウムが失われてしまうと、足がつりやすくなります。
したがって、まさにこの
- ナトリウム
- カリウム
が、不足してはいけないミネラル分ということになります。
では続いて、
「不足してはいけないビタミン」について説明しましょう。
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不足すると、こむら返りを引き起こすビタミン
さて、
上記のミネラルが必要だということは、お分かり頂けたかと思います。
しかし、人が生きていくためには、他にも多くの物質を必要とします。
例えば、筋肉という大きな細胞の塊を動かすのは、電解質(ナトリウムイオンとカリウムイオン)ですが、その指令は脳から出ています。
脳も一つの臓器ですから、その臓器を正常に動かすための物質が必要です。
バランスの採れた食事がとても重要視されるのも、何かの物質に偏らず、必要な栄養素を過不足なく摂取するのが理想的だからです。
では、ここからはビタミンとこむら返りの関連性について説明していきます。
まず、
人間に必要なビタミンは以下の13種類です。
●水溶性ビタミン
ビタミンB1: チアミン
ビタミンB2: リボフラビン
ビタミンB3: ナイアシン
ビタミンB5: パントテン酸
ビタミンB6: ピリドキサール、ピリドキサミン、ピリドキシン
ビタミンB7: ビオチン
ビタミンB9: 葉酸
ビタミンB12: シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン
ビタミンC: アスコルビン酸
●脂溶性ビタミン
ビタミンA: レチノールなど
ビタミンD: エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール
ビタミンE: トコフェロール、トコトリエノール
ビタミンK: フィロキノン、メナキノン
このうち、
筋肉の痙攣やこむら返りに関連性が深いのは
ビタミンB1:チアミン
です。
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このチアミンには、
- 疲労回復
- 倦怠感を和らげる
- 脳や神経機能を正常に働かせる
という作用があります。
つまり、この物質が欠乏すると脳や神経に異常が起こり、電解質の放出量を適切にコントロールできなくなります。
さらに疲労物質が筋肉内に溜まりやすくなり、痙攣を引き起こしやすくなるのです。
「疲労物質が溜まる」ということは、代謝が落ちていることに直結しています。
したがって、こむら返りだけでなく、浮腫(むく)みも起こしやすくなります。
これらのことから、
こむら返りや浮腫が気になる方は、ビタミンB1不足が影響していることも考えられます。
では最後に、
「おすすめのサプリ・漢方薬」を紹介します。
サプリや漢方もある!
上記のミネラル、ビタミン以外にも、「筋肉痙攣」に特化した漢方薬や、「冷え・ホルモン異常」を解消するサプリもありますので、あわせてご確認ください。
>>足がつる!こむら返りに効く漢方薬やサプリメントを知ろう!
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