水虫(爪水虫)の症状・原因・治療・市販薬【画像・写真あり】
このページでは、
水虫(爪水虫)とは?症状・原因・治療
について分かりやすく!説明しています。
オススメの市販薬!
ページ下の方の「治療とオススメの市販薬」でも紹介していますが、繰り返す水虫には “薬ではないケア商品” であるクリアフットベールをオススメしています。
なぜ「薬ではないケア商品」がオススメなのか?その理由もあわせて「治療とオススメの市販薬!」で説明していますので、是非さいごまでお読みください!
水虫ってなんだろう?
水虫とは、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚に感染することで起こる皮膚疾患です。
”水虫” と聞くと、「足の指の間」に症状が出ると思われがちですが、実は皮膚があるところならどこでも発症します。
例えば、かかとはもちろんの事、手にも感染します。
《手水虫》
画像出典:kisakata-hifu.com
《かかと水虫》
画像出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp
したがって、足趾(そくし:足の指)の間にだけ出ると思い込んでいると、他の部位に症状が出てきた時に治療が遅れたり、適切な治療をおろそかにしがちになってしまいます。
なお、他に挙げられる部位としては手足の爪、かかと、足の裏などが挙げられます。
ちなみに! 〜白癬菌について〜
白癬菌はカビの一種で、タンパク質を餌に増殖します。
湿気のあるところを好み、大きさが比較的大きく、それなりの質量(重さ)があるため、室内や湿気の高い場所では空気中を漂わずに床や地面に落下します。
足の指に水虫の症状がでやすいのは、
・湿気
・タンパク質(柔らかい皮膚)
・地面に接しやすい部位
という、白癬菌にとっての好条件が揃っているからなのです。
では続いて
「水虫の症状」について説明しましょう。
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水虫の症状とは!?
水虫は発症する部位によって症状が異なります。
上で説明した通り、水虫が発症しやすい部位というのはある程度特定できているため、部位別にどの様な症状が出るのか、一つずつ説明していきましょう。
足趾(そくし) 《足の指》
別名、”足趾型水虫” とも呼ばれます。
もっとも水虫の症状がでやすい部位で、80%以上の水虫がここにできます。
画像出典:http://blogs.yahoo.co.jp/y20113jp/44547786.html
画像出典:http://www.kdd1.com/1218/asi480.html
足の指の間は柔らかい皮膚で構成されているため、白癬菌に感染すると白っぽくふやけたような症状があらわれ、皮膚がペロンと剥けます。
また、我慢できないほどの強いかゆみが断続的に起こり、症状が酷くなると「痛み」が出る場合もあります。
爪
いわゆる爪白癬(つめはくせん)、爪水虫と呼ばれる症状です。
こちらも、水虫の症状としてはよく見かけるタイプです。
爪の色が全体的に白っぽくなったり、茶色っぽくなるなど特徴的な色になり、組織が脆くなります。
《足の爪》
《手の爪》
画像出典:http://homepage1.nifty.com/ysh/a024.htm
なお、爪の周囲に接している皮膚に感染が起こると、その部分も脆くなるため、硬い爪の皮膚組織が食い込んで「巻き爪」になりやすくなります。
そのため、爪水虫は巻き爪の要因の一つとされています。
また、爪水虫ではかゆみはほとんどありませんが、巻き爪になると歩くのが困難なほどの強い痛みと出血を伴います。
踵(かかと)
足の指に次いで感染しやすい部位と言われています。
感染部位の組織は白っぽくなり、全体的に皮膚が厚くなります。
また、小さなブツブツができることもあります。
画像出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp
かかと水虫では、かゆみが強い場合とそれほどかゆみを感じない場合があります。
上記以外の部位
感染部位は白っぽくなり、全体的に肥厚して脆くなります。
乾燥肌のような状態になりかゆみを伴うケースが多く、感染部位の皮膚がぼろっと剥離します。
陰毛部に白癬菌が感染すると「いんきん」になります。
つまり、水虫といんきんは原因が同じということになります。
ここまで見てきたとおり、共通する症状としては、
- 感染部位が白っぽくなる
- かゆみがある
- 皮膚が剥離する
という点が挙げられます。
その他、水泡や痛みなどの症状が出ることや、発酵臭のような独特の臭いが出る場合もありますので、足の臭いが強い人は水虫の疑いもあるでしょう。
では続いて
「水虫の原因」について説明しましょう。
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水虫の原因とは!?
水虫の原因は、上で説明したとおり、
白癬菌というカビの一種が皮膚に感染すること
です。
爪水虫の場合も同じです。爪と皮膚との間にまで進行すると、次第に爪にまで感染してしまうのです。
ではその「感染経路とは?」と言うと、主に接触感染です。
とはいえ、感染者との直接接触以外でも、感染者が裸足で歩いた床の上には白癬菌が移っているため、同じ場所を裸足で歩くだけでも感染が広がります。
日本人の5人に1人は水虫を持っているというデータがあるため、プールや銭湯、座敷など “不特定多数の人が裸足で床に触れる場所”には白癬菌がいると考えるのも決して大げさでは無いのです。
なお、「 “水虫が完治した!” と思ったら再発してしまった!」という人が2人に1人いると言われています。
それはなぜか?
水虫に感染する理由と、再発の原因について
水虫が再発しやすい理由について
「水虫への感染」⇒「治療」⇒「再発」
の流れでわかりやすく説明しましょう。
水虫への感染!
すでに説明したとおり、水虫の原因は「白癬菌(水虫菌)というカビの一種」です。
そして「白癬菌が感染している皮」が、水虫を持っている人間の足や手からポロポロと落ち、それを踏んでしまうと水虫菌がうつります。
ただし、水虫菌がうつったからと言って、誰しも水虫を発症するとは限りません。
水虫菌は付着した部分から角質層に侵入し、侵入に成功すると次は角質層の「ケラチン」と呼ばれる成分を食べて増殖します。
爪にも「ケラチン蛋白」が存在するので、爪水虫の場合もこれをエサとして繁殖します。
水虫菌が角質層から侵入するには、2〜3日かかるとの声がありますが、人それぞれの皮膚状態にも左右され、24時間(およそ1日)で侵入してしまう場合が多いです。
ただしこの段階では、水虫予備群のような状態です。
ここに、高温多湿の環境(温度が15度以上、湿度が70%以上)が重なると、水虫菌は一気に増殖してしまいます。
そのため、「濡れた状態の靴」などはまさに水虫菌の楽園です。
なお、水虫菌は低温で乾いた環境が苦手なため、冬場は活動が停止しやすくなります。(症状が発症しないことが多いです)
水虫の発症!
症状は上で説明したとおりです。
- かゆみが出る
- ポロポロと皮がむける
- 白っぽくなる
というのが主な症状です。
上で説明したとおり、冬は症状が治まる傾向にあります。
水虫の治療と再発
水虫の治療は後ほど詳しく説明しますが、少し塗り薬を塗るだけで、一見「治ったように見える」ことが多いです。
しかし、角質の奥深くに棲み続けている菌はを殺菌できていないことが多く、春〜夏にかけて再発する傾向が強いのです。
また、長年薬を使い続けている人は、薬によって皮膚に傷がつき、そこから菌が入りやすくなります。
その場合は、およそ12時間で菌が侵入してしまうと言われています。
ということで、
続いては「再発させない水虫の治療法」について説明しましょう。
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水虫の治療法とは?
まず大前提に、「水虫かな?」と思ったら、まずは自己判断ではなくきちんと皮膚科に相談してください。
白癬菌は比較的大きく、顕微鏡で見える菌ですので、確実な診断が可能です。
水虫だということが分かれば、塗り薬による治療が始まります。
水虫の治療に際して重要なことは、
- 完治するまで薬を使い続ける
- 足にできた水虫ならば、(爪も含め)足全体に薬を塗る
ということです。
水虫の治療薬も日々改良され、治療効果の高い薬が開発されていますが、それでも水虫が完治するまでには数ヶ月から半年程度の期間が必要とされています。
繰り返しになりますが、白癬菌は空気が乾燥する冬場には活動が鈍ります。
そのため、一時的に症状が軽快し、「治った」と勘違いして治療を中断する人が多いです。
しかし、これではまた湿気が高まる春先から夏場にかけて白癬菌が活発化し、再発を繰り返すことになります。
また、説明したとおり、水虫は皮膚であればどこでも感染する可能性があるので、靴下に覆われている足全体に症状が出る可能性が高いのです。
このことからも、薬は症状が出ているところだけでなく、(爪も含め)足全体に塗ることが重要になってきます。
水虫は再発を繰り返し完治しないと誤解されているのも、症状が出ている部位の治療だけに専念するからなのです。
このように「足全体に薬を塗る」ということを考えると、一番オススメなのはジェルもしくはクリームタイプの商品です。
液状だと液ダレを起こしてしまいますし、軟膏は油分が多く足全体に塗るにはベタついて使用感があまり良くありません。
ただし上で軽く説明しましたが、薬は殺菌力が強く、使い続けると皮膚にダメージを与えるため、その無数の傷から再び菌が侵入しやすくなります。
そのため、薬が必ずしも良い訳ではないです。
ということで、ジェルおよびクリームタイプの商品について、オススメの商品を紹介します。
もっともオススメなのが、薬ではないタイプの「クリアフットヴェール」です。
男性だけでなく、女性にも圧倒的に大人気となっている商品です。
実際に私の父親が使ったところ、3週間でほぼ完治しました。
ではなぜ薬ではなく、この商品がオススメなのか。
それは、上で説明したとおり「改善するにはある程度使い続ける必要がある」という点にあります。
繰り返しになりますが、薬の場合は効果が強力な故に足裏が傷つきやすくなると言われます。
そしてそこから再度菌が入ることで、再発に繋がってしまいやすいのです。
そのため、長年繰り返している方であっても、「もしかして水虫かな?」という軽度な方であっても、筆者としてはこちらをオススメしています。
ではこの「クリアフットヴェール」がどのように優れているかと言うと、
- CPLによって足の裏の環境を改善する(繰り返さないようにする)
- 竹酢液によって菌を仕留める
という「現在」と「未来」の両方にアプローチ出来る点です。
足裏の環境を整え、さらに肌ガードに優れている「CPL」という成分。
この成分は保水性・保湿性も抜群であり、がん治療にも利用され始めている現在かなり注目されている物質です。
また、竹酢液にはフェノール系化合物と呼ばれる成分が含まれており、その成分が菌を仕留めてくれます。
付け心地も非常にサラッとしており、男性だけでなく女性にも大変人気な商品です。
値段でみても毎日100円以下なので、続けやすい点もオススメの理由です。
また、使い切った商品であっても25日以内であれば全額が返金される保障がついていることから、「お試し気分」で使う事が出来る点も非常に良心的であり、この商品がよく売れている理由の一つでしょう。
何年も薬を使い続けてる方は「肌環境の悪化」を招いている可能性もありますし、今軽症の方もその「繰り返し」へ陥る可能性があります。
もちろんこの商品が100%効くとは限りませんが、10年近くもフローリングの上にポロポロと「水虫の皮」を落としていた父親の足の裏がツルツルになったことを考えると、十分に可能性はあると思います。
薬を使うのであれば、まずはこちらを試される方が良いと個人的には思います。
※大人気のため7月に入り品薄状態となっておりますが、待ってでも使う価値はあると思います
公式HP:クリアフットヴェール
こちらはクリアフットヴェールと違い、「薬」です。
ブテナフィン塩酸塩による「強力な殺菌力」があり、水虫の市販薬としては大変人気があります。
市販薬を選ぶのであれば、アマゾンでももっとも売れているこちらの商品をチョイスすれば間違いないでしょう。
ただし、もちろん薬なので強力ではありますが、それ故「繰り返す可能性」を引き起こすとも言えます。
実際に、長年繰り返している方が多い点を見ると薬がベストとは言い難いですが、あえて薬を選ぶのであればブテナロックVαのクリームタイプが良いでしょう。
水虫は一度完治しても、再び感染することで再発を繰り返します。
また、床やバスマットなどを経由して家族に広がる可能性も十分にあります。
そのため一旦治ったとしても、しばらくの間はこれらジェルやクリームを塗っておくことをオススメします。
なお、水虫で悩む人の割り合いは
男性:女性 = 1:1
と、なんとかなりの女性が悩んでいるのが現状です。
にも関わらず、女性の場合は恥ずかしいという気持ちから、病院へ行ったり薬を買うということがなかなか出来ないと思います。
しかし、今はネットで購入することも出来ますので、悪化したり家族に広げてしまう前に、なるべく早めに食い止めることを心がけましょう。
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最低限気をつけるポイント7箇条!
最後に、「最低限これだけはやっておきましょう!」というポイントをおさらいです。
- 足を良く洗う(家族がいる場合は、家族にも足をよく洗うよう伝えること)
- バスマットを毎日洗うこと(何枚か用意しておきましょう)
- ポロポロと皮が散乱しているため、掃除機を毎日かけるようにする
- 靴下はずっと履きっぱなしにすることなく、定期的に脱いで足にキレイな空気を触れさせる
- 靴下は5本指ソックスを履き、指と指の間がなるべく付着しないようにする
- 連日、同じ靴を履くのはなるべく避ける
- 靴が濡れた場合、新聞紙を詰めるなどして、必ずしっかり乾かす
ただしこれらは「治すための行為」ではなく、あくまでも
- 今よりも悪化させない
- 周りに感染させない
という配慮です。
これらとは別に、上でオススメしたようなジェルやクリームを日々塗ることは忘れないようにして下さい。